4. オーガニック栽培
秋田里山の四季を
米一粒ゞに閉じ込めるため

現在主流の稲作は雑草を許さず、虫を寄せ付けず、病気を予防し、化学肥料を与えるやり方で、稲の成長や田んぼの状況をコントロールし、効率よく大量生産するために確立された方法。そのお陰で農家は重労働から解放され、米不足は解消されました。引き換えに失ったのは土地の個性を反映した米の味。

オーガニックの田んぼでは、昆虫や水生生物が多く活動し、それを狙って小動物がうごめき鳥が空を舞う。これら無数の生き物から供給される有機物や山からの落ち葉などを土中の微生物・細菌叢が分解。こうして形成される生物相は土地ごと、田んぼごとに異なります。田んぼの土は取り巻く環境を丸ごと凝縮させたものとなるわけです。

つまり、稲が育つ場所の風景・風土をまるごと米一粒に閉じ込めようとするのが農薬・化学肥料を一切使わないオーガニックな酒米作り。その酒米のみを使って仕込むから、秋田の景色を、里山の四季を丸ごと醸した酒となります。


亀ノ尾・無農薬栽培、除草中
無農薬田んぼの除草風景
photo by T.Fujiwara
無農薬田んぼの中の蛙
無農薬だから生き物が元気
TOP