5. 二条並木植え
太陽をたくさん浴びて育った
健康で元気な亀ノ尾で仕込む酒
熟練農家でも栽培が難しいと手を出さない亀ノ尾。その理由は背が高い故の圧倒的な倒れ易さ。
冷害への強さと美味しさが評価され、明治時代後半には秋田県内において圧倒的な作付面積を誇った亀ノ尾ですが、後発品種によってあっという間に舞台からの退場を強いられ、ほぼ完全に姿を消してしまいます。この事実が亀ノ尾栽培の難しさを物語ります。
考えたのは稲株一つひとつ、葉っぱ一枚ゞにしっかりと光合成をさせること。作付け量を半分にし、二条(二列)植えたら次の二条は植えない「二条並木植え」を採択。
作付けが半分なら収穫量も約半分。しかし、太陽をたくさん浴びた稲には健康でたわわな稲穂が実り、ふっくらと大きな籾となります。

